24時間稼働しているVPSのサービスは、FXの自動売買にも適しています。
しかし、なんでわざわざそういったサービスを契約する必要があるのかと思われる方もいるかもしれませんが、実は結構便利です。
おうちのPCで自動売買を行おうとした場合、いつ相場が変動するかわからないので、24時間PCを立ち上げ、EA(Metatraderなどのエージェント)を稼働させておく必要があります。
そうなると、1台のPCででMAも動かしつつ、仕事もやったり、Webサーフィンを行うことになります。
おうちのPCは、FXの自動売買にだけ使えばいいのではありません。新しいソフトもインストールすることもあるでしょうし、その際に再起動が必要な場合もあります。
このように自宅で頑張って動かすよりも、月数千円でVPSを借りたほうがよほど便利で経済的です。
まず、外部の専用Windowsサーバ上でトレードソフトを動かすことができます。24H電源が入っており、その電気代も契約に含まれます。
また、自宅でWindowsを動かしていると、外出先からそのPCにアクセスするにはルータを設定する必要があります。VPSを借りると、いつでも、外から自宅からアクセスすることが可能です。
いろいろなメリットがあるWindowsのVPSですが、どこでサービスを契約するのがいいでしょう?
以前、「FX自動売買(EA)のためのVPS比較検討(MetaTrader4編)」という記事を書いて、いくつかのWindowsVPSを比較しましたが、そのときはさくらVPSは月1620円でした。そこからずいぶん安くなったので、お得だと思います。
このエントリでは、その「 さくらのVPS」について、その値段や使い方、使い勝手についてご紹介します。
気になる月の契約料
はじめに気になるのは、月々の利用料ですよね。さくらのVPSでは1000円/月から契約できます。
スペックは一番安いプランでもメモリ768MBで、30Gのディスクがついているので、例えば、Metatraderなどの自動売買ソフトなら、3クライアントくらいまでなら気にせず利用できます。
なお、Windowsリモートデスクトップを利用するにはさらに500円/月が必要ですが、VNCクライアントというリモートデスクトップに似たリモートの操作クライアントを使うことができるので、1000円だけでも自動売買の仕組みを運用できます。
実際に使用中
さて、実際に使ってみないと使い勝手はわからないので、契約してみました。
まだ、ひと月目ですので、もう少し使ってみてから、ご報告したいと思います。