開発時などに、MySQLサーバに対して発行されたクエリを確認したいことがあります。
そのような場合に利用できるクエリのログ出力機能は2種類あります。
一つは、発行されたクエリを出力するクエリログ(general_logと呼ばれます)
もう一つはスロークエリログと呼ばれ、ある一定時間を超えたら、そのログを出力するというものです。
ログ出力設定の方法
Windows版のMySQLでログ出力を行うには、設定ファイルである「my.ini」に、
以下の行を追加します。
log-output=FILE general-log=1 general_log_file="C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.5\log\query.log" slow-query-log=0 slow_query_log_file="C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.5\log\slowQuery.log" long_query_time=10
設定内容ですが、「general-log」と「slow-query-log」の引数は1または0で、
1ならログ出力を行い、0なら行いません。
「long_query_time」は、ここで指定した時間(秒)以上かかったクエリを出力する設定になります。
デフォルトは10秒です。
追加したら、記述したログファイルを、空で該当のディレクトリに作成しておきましょう。